「学校の魅力は」〜高校生(しんご3回目)
「しんご! 学食へ行くぞ!」
「今日は早く仕事終わったな、これからゲーセン行くぞ!」「今日も時間が遅くなったな、うちに泊まるか?」と先輩がいう。とても嬉しくて僕はすべて「はい」と答えた。
しんごさんの、『学校生活』をテーマにしたライフヒストリーの3回目です。
昼休み、授業が終わると、仕事があるからという建前で生徒会室へ直行した。
本当に忙しかったのだけれど、教室やクラスの人と一緒にいることは居心地が悪かった。
それに好きな先輩がいて、可愛がってもらうことができる生徒会室にいることがとても楽しい時間だった。
休日には、「子ども権利条約」の活動に参加していた。
こんな感じで、高校では、中学生の時以上にクラス以外の所に居場所を求めていた。
ゲイだとまだ気づいていなかった僕は、好きな先輩が卒業したとき、理由も分からず、急に高校生活が魅力を失ったように感じた。【つづく】
(しんご)
■関連記事:
↑ 面白い記事だったら1clickでQMblogを応援☆