『QM』（07-1号）友たちが遺した“生”の風景〜井田真木子・著作『同性愛者たち』特集〜ですが、

内容は、本ブログの故・井田真木子さんについての記事をまとめなおしたものです。
（一部、紙紙面でしか読めない記事もあります）

手元に置いておきたい文章は、画面で読むより、製本された状態で紙で読みたい、という方は残部残りわずかですが、1部500円で購入できます。詳しくはメールにてお問い合わせください。

ここでは、『QM』07-01号の編集後記を掲載します。

編集後記

QM読者のみなさんご無沙汰しております。一年が過ぎるのは本当に早くもう新しい干支になりました。私は今年、年女(ネズミアン)です。QMのブログの方ではライフヒストリーなど懐かしいものがUPされています。もしまだご覧になっていない方はぜひご覧下さい。LG系のニュースなど盛りだくさんですので、幅広くお楽しみ頂けると思います。(Mikako)

今年の秋に、井田さんの作品の１つ『プロレス少女伝説』を読んでみました。実際にはプロレスを一度も観たことがないにもかかわらず、井田さんの描いた文章からその時代の女子プロレス会場の空気感を受け取りました。同様に『同性愛者たち』の中で、ベルリン会議場での密着取材がある章は、何度読んでもその描写力に感銘を受けます。（Suga）

今秋〜冬にかけて出張・旅行の機会が沢山ありました。そんな旅先で思うのは、人の一生もまた片道切符の旅のようなものだということ。ましてＬＧなら時刻表どおりにはいきません。ならば、ハプニングをも楽しみに変えてしまう心意気でいたいものですね。時節柄帰省する方も多いですが、皆さん良い年をお迎えください。（T）

今年はマイクロblog(一行投稿のブログ)が登場しましたが、次に流行りそうなWebサービスは、「ブログとコラボする何か」のようです。動画をリアルタイムに配信する「Ustream.tv」や、アクセスする事で街が育っていくゲーム「myminicity.com」。それらをblogとからめて生み出されるコミュニケーションが、2008年のスタイルになりそうです。（Koba）

あけましておめでとうございます。時間は、意識してもしなくても、淡々と過ぎてゆくものだと思います。イベントの準備を通じて、自身のことでさえ、記憶に留めるのは難しいのに、仲間の生の時間を共有することは、より困難だと思いました。だからこそ、まずは自分の生に対して、自覚的になりたいと思いました。（Iizuka）