QMblog's blog

レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

「現実を掴(つか)む瞬間」〜同性愛者だと気づいたとき〜(しんご1回目)

同い年のレズビアン&ゲイユースみかこしんごが語るコーナー『ライフヒストリースナップ』。今回のお題は「初めて同性愛者と気づいたとき」 です。

まずは、しんごからスタートします。

現実を掴む瞬間 〜同性愛者だと気づいたとき〜(しんご1回目)

「最悪のクリスマスパーティー」

「自分自身のこと、もっと考えた方がいいと思う」

ゲイと気づいたきっかけは、知り合いのそんな一言だった。



その日は2002年の12月24日。


知り合いの家(1K のアパート)で、6人くらいでクリスマスパーティーをしていた。


集まっていたのは、子どもの権利について一緒に活動をしている若者たちだ。



年齢は、ばらばらで16歳から28歳の人たちがいたように思う。

パーティーも終わり、人によっては寝始めた頃だった。


自分も眠くて、頭がボーとしていた。


そのとき、10歳年上のある女性が僕を暗い電気のついていないキッチンの方へと呼んだ。


彼女は色白で背が高くてひょろっとしていた。だが精神は太く、しっかりしている人だった。


相手に疑問を感じると、彼女はよく相手と話をする。


そして、メッセージを発信しても受け取らない人、「自分自身に嘘をつく人」、「周りを平気で騙す人」とは、関係を切る。

そんな考え方を彼女は持っていた。


活動する中で、彼女のそんな行動を目の当たりにしていた。


(しんご)〜【続く】

<前へ 1 2 3 4 次へ



にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ 
面白い記事だったら1clickでQMblogを応援☆