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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

同性愛者に信仰は必要か?

Shingo:

  • 「こんには、○○です。」
  • 「私の信仰は、××です。/私は、信仰を持っていません。」

このような自己紹介で、スタートした先日の【レズビアン&ゲイの英会話クラス☆レインボー】のレギュラー・クラス。

そして、きしくも、この日は、9月11日でした。


9年前の9.11では、宗教の対立が利用されて世界が宗教間の戦争に突入したとも言われています。
一般的に宗教(信仰)は、人を困難があった際、羅針盤のように導いてくれるとも言われていますが、逆に多くの争いに利用されて多くの人を傷つけてきてきました。


そんなことも含めて、この日のクラスでは、信仰“religion”について英会話をしました。
(講師はアーロン先生)


信仰の考え方を知るために、まずは、宗教の種類や信仰の種類などを指す英単語を学びました。
その中から信仰“religion”に関連する言葉を紹介します。

  • atheism(無神論
  • monotheism(一神教)
  • polytheism(多神教)
  • pantheism(汎神論:全ての物体や概念・法則が神である、という考え)
  • animism(アニミズム:木石なども生物と同じく霊魂があると信じる、考え方)


そして、クラスの最後に「同性愛者と信仰は必要派」「同性愛者に信仰はいらない派」に分かれてディベートしました。


信仰賛成派からは、「宗教によっては、同性愛を認めている。信仰を持つことで、前向きになれる。」


反対派からは、「宗教は、生まれた環境によって選ぶことが出来ない場合がある。同性愛に対して否定的な宗教が主流の社会環境の中では、信仰を持つこと自体が、同性愛者を不幸にする。」

などの意見が出ました。


そもそも、宗教や信仰について、日常では、なかなか話をする機会のない、この国の社会で、立場を明確にしてディベートすることは、なかなかヘヴィーな体験でしたが、考える訓練ができてよかったです。


セクシュアリティと、宗教についてのみなんさんの考えは?

(Shingo)