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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

君はボクの瞳の林檎? “apple of my eye”

Shingo:

さて以下の4つの英語イディオム、どんな意味でしょうか?

  • You are the apple of my eye. 

あなたは、私の目のりんごです??

  • He was as nice as pie.

彼は、パイと同じ位良い人だった??

  • I'm not your cup of tea.

私は、あなたのカップのお茶ではありません??

  • That's the way the cookie crumbles.

それは、クッキーがぼろぼろ崩れる方法です??

4月3日(土)の【レズビアン&ゲイの英会話クラス☆レインボー】ダリル先生のレギュラークラスでは、いろいろな慣用句“idiomatic phrase”について勉強しました。


ダレル先生によると、英語の会話は、日本語の会話に比べて比喩“metaphor”をもっと自然に使える文化とのことです。たしかに日本語で、慣用句やことわざを日常会話にがんがん入れて話すと、「もしかして知的さを鼻にかけている?」(←といいつつ、早くも慣用句使ってますが)と少し嫌味な感じになりかねないですね。英語では、そうではないのでしょうか?


さて、冒頭の4つのイディオムの意味は、意味の通りです。

  • You are the apple of my eye.(私は、あなたを溺愛している
    • “be the apple of someone’s eye”で「目に入れても痛くない、溺愛している」という意味になるそうですよ。
    • 昔の人は、瞳は「りんごの形」をしている、と考えていたそうです。瞳がないと、周りを見ることができないため、瞳=とっても大切なもの、から派生して、他の誰よりも大切で、特別な存在である人を林檎に喩えるこのイディオムができた、そうです。
  • He was as nice as pie.(彼はとても、上機嫌だった
  • I'm not your cup of tea.「あなたのことがあまり好きではありません。」〔デートなどで、遠まわしに相手のことを断る場合〕
    • “not someone's cup of tea”「〜の専門ではない」という意味です。
    • その意味から発展して、「私はあなたの専門分野ではない」→「あなたことがあんまり好きでありません」ととデートなどで、婉曲にお断りする表現、とのことです。
  • That's the way the cookie crumbles.これが世の中というものさ )〔不幸なことがあった時〕
    • なるほど、クッキーの崩れ方。なんとなくニュアンスが伝わりますね。(Shingo)