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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

“ゆるキャラ”ブームに復活! コンドック

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(c)OCCUR

「コンドック」(セックスお助け救助犬)

  • NPO法人アカーのゲイのためのエイズ予防キャンペーンのマスコット・キャラクターとして2002年に誕生。
  • アンパンマンの頭が、おなかを空かせている人たちに食べてもらうための自己犠牲の頭なら、コンドックは、「コンドームないよ〜」と困っているカップルのもとに「じゃあ、ボクの頭使ってよ!!」と何処からともなく駆けてくる「セックスお助け救助犬」
  • コンドックの産みの親犬飼隷二さんは、当会のエイズ予防啓発の情報パンフやセイファーセックスのワークショップ「ライフガード」の中で、コミカルで表情豊か、かわいいけどリアリティのあるキャラクターが好評のゲイのイラストレーター。

ゆるキャラの時代に「コンドック」

世は「ゆるキャラブーム」

サブカルの教祖みうらじゅんさんによって「ゆるキャラ」が命名されたのが、2003年。

「ゆるキャラ」と言っても誰にも通じず、「着ぐるみありますか?」と自治体に聞いても不審がられるだけのゆるキャラ冬の時代が続いたそうですが、近年のエコブームで(?)全国各地で、作って寝かせておいたキャラたちも再び活躍できる世の中になりました。


「ゆるキャラさみっと」や「ゆるキャラカップ」も大盛況だと聞きます。

さて、2002年に誕生したコンドックも、各地のゲイ向けのエイズ予防キャンペーンで、ひっそりと活動してきましたが、新規HIV感染の7割近くをゲイが占めている今の時代にこそ、コンドックの癒し系のゆる〜いキャラが活躍できる時代ではないでしょうか?

厳しい世の中に、ゲイのみんなを癒して励ましてコンドック!!

堅苦しく考えられがちな「セイファーセックス」ですが、もっと楽しいイメージが広がっていくといいですね。