QMblog's blog

レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

あなたならどうする? 公衆の面前で、父が息子のカムアウトを罵倒!

♪あなたならどうする?と歌う、歌謡曲では、主人公は、愛する人に、紙くずみたいに捨てられてしまいますが、1月15日(土)【レズビアン&ゲイの英会話クラス☆レインボー】のレギュラークラスでは、What would you do...? あなたならどうする?というテーマで、参加者は容赦なくゲイ&レズビアンとしてのモラル・チェック?をされたのでした。(講師は、エイドリアン!)。

クラスで使用された題材は、アメリカ・ABC放送の人気番組『あなたならどうする? What Would You Do?からの1エピソード。



What Would You Do?は、日本で言うところの「ドッキリ」番組で、その場に居合わせた人が、その倫理を問われるような、困惑するようなシチュエーションを役者によって再現して、やらせだと知らない一般市民がどうリアクションをするのか?ということ視聴者が楽しむという趣旨の番組のようです。


クラスで、取り上げられた回では「もし、父親がゲイの息子をいましめていたら?」ということで、ドッキリスポットは、レストランです。
ゲイであることをカムアウトした息子を、父親がただひたすら罵倒する、というものでした。



父親(役の役者)は、息子(役の役者)に


「お前はゲイなんかじゃない」
「私の息子は、ゲイなんかじゃない」
「孫はどうなるんだ」
「胸くそ悪い!」

などと、大声で、怒鳴っています。

それが、演技だと知らず、レストランに居合わせた客のリアクションは、さまざまです。
そそくさと店から出ていったり、顔を見合わせてなんとも嫌な気持ちになった顔をしたり、「ここは、公共の場だからそういう話は、家でやってくれ」と忠告したり、息子を受け入れるべきだ、と説教したり…。

さて、あなたならどうする?

ということで、当日クラスに参加したみんなで、もし、このシチュエーションにいたら、自分はどういう行動をとるのか?ということをディスカッションしました。

  • 心の中に葛藤を感じながらも、黙って聞いている
  • 父親が去った後に、ゲイでも悪くないよ、と励まし慰める
  • 父と息子の話を最後まで聞いて、家に帰ってすぐにmixiでレポート!

などなど、いろいろな意見がでました。

さてさて、公衆の面前で、ゲイの息子がゲイだということで父親に罵倒されていたら、みなさんなら、どうしますか?