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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

『依頼』の表現:“Can you” “Coud you” “Would you”の違い

10月23日(土)【レズビアン&ゲイの英会話クラス☆レインボー】マイク先生のレギュラークラスでは、では、「『依頼』の表現:“Can you” “Coud you” “Would you”の違い」を勉強しました。

「〜してもらえませんか?」依頼するときの表現として

  • “can you”
  • “could you”
  • “would you”

などの表現があります。

その違いについて、クラスでは勉強しました。


「丁寧さ」の度合いからいくと、“can you” が一番くだけた表現で、“could you”がそれに比べてより丁寧 で、“would you”が最もフォーマルで、一番、丁寧な表現になります。


クラスで紹介された例から紹介すると

  • Can you pass me the salt please? (塩とってもらえないかな)
  • Could you find out what Jack's phone number is? (ジャックの電話番号を探していただけませんか?)
  • Would you help me with my project? (私のプロジェクトに協力していただけないでしょうか?)


“can you” と“could you”の間には、“could you”の方がより丁寧である、という以外の大きな違いはありません。


しかし“could you” と “would you”の間には、ニュアンスの点で大きな違いがあります。


“could you”という表現には、「〜できますか?」と能力・資質を問うようなニュアンスがあり、“would you” には、「〜するつもりがありますか」という何かをすることに対する意志を問うニュアンスが含まれています。


一番、わかりやすいのは

  • Would you marry me? (結婚していただけませんか?)

とプロポーズしても、

  • Could you marry me?

とは、決していわない、ということです。
(もちろん日本では、同性同士では結婚できないので、両方のフレーズとも使うことはないと思いますが)

“Would you marry me?”には、「わたしと結婚する意志がありますか?」というニュアンスがあるのに対して、“Could you marry me?”と言うと、「あなたには、私と結婚するだけの能力がありますか?」という挑むようなニュアンスを含んでしまうからです。


今回の説明は、マイク先生の英会話ブログでも、読むことができます。
http://englishhelponline.wordpress.com/2010/03/12/the-difference-between-words-can-you-could-you-and-would-you/


日本語英語(Janglish)についての本も執筆したマイク先生

以下のサイトで、マイクの本を購入できるそうですよ。
興味あれば、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
http://mikeseslbooks.net/janglish.html