レズビアンの「からだ・セックス・健康」
レズビアン(女性が好きな女性)の『からだ・セックス・健康』 をテーマにした【2月のOM】が終了しました。
OMスタッフのカワさんのレポートです。
●29名の方ありがとうございました
『初めて今日レズビアンに会いました』という
“リアルタイムにフレッシュ”な方も含む29名の参加者の方、
テーマに関わらず、果敢に参加してくださったこと心から嬉しく思います。
●「私たちにとってな身近な情報」をシェア
私たち(レズビアン、女性が好きな女性)が、
自身の「からだ」「セックス」「健康」について
楽しくちゃんと語る機会が、今回のテーマでした。
まず
- セックスにおける健康や病気について考えるきっかけとなるゲーム
から、はじまり、
- 「具体的にどんなセックスをしてるの?」
- 「どんなセックスをしたい?」
- 「そもそも、女性どうしのセックスって?」
を語る場面や、
- 「レズビアンが、婦人科受診経験があまりない原因には、いろんな側面(妊娠・出産経験がない)などがあるんじゃない?」
とか、
- 「素敵でより安全なセックスライフを送るなら、性感染症についても考えてみよっか!」
という流れで話が進みました。
レズビアンのセックスでの性感染症といっても、
なかなか身近に感じられないけれど、
実はとっても身近だったりする、そんな情報をシェアしたりしました。
参加された方からは
- 『普段話せない・話しにくい話題を語るのですね』
- 『とっても赤裸々な感じがしました』
- 『普段から話しているけれど、知らない情報も多かった』
などの感想が聞かれました。
●レズビアンにとっての婦人科医療
レズビアンの私たちならではの視点も
たくさんあった2月のOM。
ヘテロセクシュアル(異性愛者)の女性にとっては、
当然の権利として受けている婦人科医療のサービスも、
私たちレズビアンにとっては、
時としてカミングアウトの必要性がでてきたり、
求められたり、ということもあります。それがハードルを上げて、
足が遠のく人もいると思います。
また
- 医療サービス提供者側のレズビアンに対する不勉強や先入観
それが原因で、私たちが、適切なサービスを受けられない可能性もあります。
●今日一日を通して感じましたこと:
私たちにとって
- 【自分のからだ・健康について】や、
- 【豊かで楽しいセックスをするのに役立つ知識】
などは、
これから少しずつでも考え・共有し・学んでゆけることなのだと感じました。
ぜひ、皆さんで一緒にこれからも語り合いたいです。
(OMスタッフ:カワ)