出てくる、出会う、恋人作り〜1月OMが終了しました〜
気持ち良い晴れ間が雲間よりのぞいた1月25日、新年1回目の【OM】(テーマ:『出てくる・出会う・恋人つくり』)が無事に終了しました。「コミュニティ」について考えた今回のテーマについて、OMスタッフのカワさんからのレポートです。
●コミュニティに出て初めて見える景色もある
今回のOMテーマ、
「出てくる・出会う・恋人つくり」
では、23名の皆さまにお会いできて嬉しかったです。
中には、OM初参加の方や、
『今日、初めてレズビアンに会いました』という
リアルタイムにフレッシュな方も迎えることができ、
心から祝福したい気持ちになりました。
私たちはいろんな経験をしながら、
コミュニティーに「出て」きます。
『今まで誰にも自分のセクシュアリティの話ができなかった』
そんな声を聞きました。
ヘテロセクシュアル(異性愛)を強制されている社会では、
誰もが当たり前のようにヘテロとして見られ(思われ)ています。
そんな中、個人の中でも意識が
個々のセクシュアリティまで至らないのが
当然なのかもしれません。
そうした経験をしながらも、自分自身が
「同性愛者だ(かな?)」と立ち止まって考える段階があって、
そして「出てきた」経験がある参加者の人たち。
それは、自分へのカミングアウトでもあり、
自分について考え出す第一歩だったのかもしれません。
今回のOMでは、そんなことを踏まえながら、
- 「コミュニティーに出てくるとき」
- 「出てきたときに求めていたこと」
などを、ときに年代別に、ときにジャンル別に、
個人ワークあり、シェアトークあり、
グループワークあり…
といった具合で進みました。
コミュニティーに出ること、には、
きっとそれぞれ皆さんの想いがあると思います。
誰にでも「初めて」がある中で、
何を感じ、
何を考え、
誰とつながり、
誰と別れ、
何を得て、
何をなくし、
何を求め、
何を目指すのか。
「出て」きて、
初めて見える景色もあるのではないでしょうか。
その景色を皆さんと共有し、
これからの自分にも生きる、
そんな出会いであればいいな、
とじんわり思いました。(OMスタッフ:カワ)