他者へのカミングアウト〜12月OMが終了しました〜

12月度の【OM】（テーマ：『他者へのカミングアウト』）が、2008年も押し詰まった12月28日に無事に終了しました。これは、11月のテーマ『自分へのカミングアウト』を踏まえてのものです。「カミングアウト」というテーマに対する関心から?? あるいは、2008年最後のOMだったから、いつも以上の参加者を集めての開催でした。OMスタッフのカワさんからのレポートが届きました。

12月のOMについて

集まりに集まったたくさんの皆様、本当にありがとうございました。

熱気ムンムンな事務所の中では、11月に行われた『自分へのカミングアウト』を踏まえ、
女性が好きな女性として「生きる」上での

『他者へのカミングアウト』

というテーマを扱いました。

パートナーがいる・いない、に限らず、
カミングアウトは当事者に共通して話せる内容です。

異性愛者が好きな人を、自分の意思で選び、
『好き』と思いを告げられるのに比べて、
同性が好きという思いはなかなか告げるのが難しいものです。

Ｑ：「女の子を好きな気持ちは、ひとには言ってはいけない」と思った方？

という質問に対して、参加者の大半が、そう感じていました。

それは、なぜなのでしょうか？

自分のセクシュアリティを「隠す」「嘘をつく」という言葉で表現し、
隠している、嘘をついている、と「感じさせられている」限り、
私たちはなかなか自分を好きになることも、
苦しみから自由になることも、出来ないのではないでしょうか。

ヘテロのように演じ「させられている」場面が多いなか、
私たちの選択はどこへ向かうのか。
ＯＭでは今後（今年）も、「レズビアンとして“生きる”幸せ」
について、考えて行き続けたいです。

（OMスタッフ：カワ）