アカデミー賞にも注目?
2月25日に発表が行われる、第79回アカデミー賞。
去年に引き続いて、『QM』でもチェックしてみました。
『ブロークバック・マウンテン』や、『カポーティー』など、同性愛をテーマに扱った作品が焦点だった去年に比べると、今年は、レズビアン/ゲイ的には、ちょっとだけ注目が落ちるかな、という感じでしょうか?
『ドリームガールズ』過小評価?
個人的に最大の注目は、やっぱり最多8部門にノミネートのDreamgirls(『ドリームガールズ』)。しかし、8部門はすごいかもしれないけど、ミュージカル作品という性質もあって、楽曲関係のノミネーションが多く(オリジナル歌曲賞に3曲!)案外、主要部門でのノミネーションは少なめのようです。Jennifer Hudson(ジェニファー・ハドソン)が助演女優賞にノミネーションされているくらいで、「最優秀作品賞」も「監督賞」も意外にもノミネートされていません。
ゲイ、セクシャルマイノリティの監督も無視され気味?
その『ドリームガールズ』の監督Bill Condon(ビル・コンドン)や(Volver『ボルベール/帰郷)』のPedro Almodóvar(ペドロ・アルモドバル)など、ゲイ&セクシュアルマイノリティの監督が、監督賞や最優秀作品賞、あるいは外国映画部門でノミネートされていない、というのも少し残念です。
レズビアンは元気です
レズビアンであることを公言している女性のロック歌手Melissa Etheridge(メリッサ・エスリッジ)が、『不都合な真実』の主題歌“I Need to Wake Up”でオリジナル歌曲賞にノミネーションされています。
また、今年のホストは、Ellen DeGeneres(エレン・デジェネレス)が務めます。 エレンは、1997年にレズビアンであることをカムアウトした、米国ではTVショーのホストとして超有名のコメディアンです。日本では、『ファインディング・ニモ』のドリー役の声優として、チョイ有名??
とりあえず、Arashiは今週末土曜日からのロードショー開始の『ドリームガールズ』。楽しみです。
◎参考にしたサイト
- The Academy of Motion Picture Arts and Sciences
- No, no, no, no way: A quick queer look at the Oscars
- All eyes on Ellen
■関連記事:アカデミー賞関連のQMの過去記事
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