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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

リオデジャネイロごはん日記(Dia2)

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Ilhaさん:

Ilhaのリオデジャネイロごはん日記(Dia2)〜コアラ亭ごはん通信番外編


6.Suco屋で“Sanduiche de linguica calabresa”(カラブレーザのサンドイッチ)

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ブラジルにはこんなふうなSuco屋(ジュース屋さん)があり、多様なフルーツのジュースが楽しめます。
フルーツは本当に豊かにあり、たくさんの種類のなかからSucoを選んで飲んでいるとブラジル来たな・・・と実感します。
こういうSuco屋さんはたいてい軽食を出してくれるので、今日はそこでブランチ。

“Sanduiche de linguica calabresa”

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ラブレーという名前の荒挽きソーセージを挟んだサンドイッチです。
サンドイッチはまあ普通においしい感じで満足ですが、フライポテトはちょっと揚げすぎで中身スカスカで残念だったなあ。



7.Dona Evaの家で“pirao”と“Rabadaとbolo de limao”(ピラオン、ハバーダ、ボーロジリマオン)

夜は友人の母親(Dona Eva)のお宅にお邪魔。
一般ブラジル人家庭です。家庭料理もご馳走してくれるとのことで、すごく楽しみに出かけていきました。
でてきたのは、piraoRabada“bolo de limao”の3つ。

“Pirao”(魚スープのマンジョッカ芋粉とろみあん・・・とでも言うのかな?)

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洗面器くらいの大きさの容器に入ってますね。左側の茶色い物体が“Pirao”(ピラオン)です。
たぶんなんかの魚のスープとマンジョッカ芋の粉となにか野菜をいれてペースト状にしたもの・・・らしい。


あんまり日本で似ているものがなくて作り方すら想像できないので、表現に困りますが、缶詰から出したばっかりのちょっともったり目のホワイトソースくらいの固さのペーストで、少々粉っぽい食感です。
カレーライスみたいにご飯にかけて食べます。
マンジョッカの粉の香りがして独特な風味です。


Rabada(牛の尻尾の煮込み)

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Dona Evaがとりわけてくれてます。

牛の尻尾とクレソンとジャガイモを煮込んだ感じの料理です。

クレソンもジャガイモも香りよく、牛も味がしみてて美味しいです。

甘味の少ない肉じゃが的なものを想像してもらえると近いかも。

Piraoとご飯にもこの煮汁をかけていただきます。



素敵なもてなしで、家庭に招かれていい感じです。
ですが、やはりブラジル、取り分けてくれるその量が問題でした。


piraoはおたま山盛り4はい、ご飯もおたま大盛り4杯。
さらにはRabadaの肉の塊2〜3ケ、クレソン大量、ジャガイモ2コ分くらいがのります。

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この量を食うのは無理では・・・という思いに気負されつつ最初の何口かは食べるものの、みな匙が動きません。
Dona Evaも「おいしくないの?」と聞いてくるので「そんなことないです!!」と食べようとしてもなかなか進まない。


考えてみればこの時間は日本時間で朝の6時。
まだ時差慣れしてない状態の体には酷な試練です。
ぜんぜん腹は減ってないし胃も動かない。


でも頑張って平らげ、おかわりもしましたが、二杯目は完食できず。
いや、おいしかったんですけどね。本当に。

そしてさらにデザート。

“bolo de limao”(レモンケーキ)

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ブラジルのレモンのお菓子です。
しかし、もうここは味覚えてません。
非常に苦しい状態。


その後、サンバチームの練習場にでかけたけど、私はしばらく会場で動けずに立ち尽くしてました。
完敗ですね。


(Ilha)

当ブログのゲイの自炊コーナー『コアラ亭ごはん通信』でもお馴染みのIlhaさんが、『リオデジャネイロごはん日記を連載中です。

1日目もかなり凄かったけど、2つ目にしてかなり過酷な様相を呈しています。
がんばれIlhaさん!!