探検! 切手博物館
10代から24歳までのLGBTQのユースグループ【S.I.P.】。9月のS.I.P.は、2本立てでした。まず「S.I.P.探索隊」として切手博物館に遊びにいき、その後、事務所に戻ってきて「メイキングプログラム」として、みんなで手紙を書きました。手紙のあて先は“自分が思いを寄せている人”か“同性が好きな自分自身”。
9月のS.I.P.に参加したのり(♀)さんから感想が届きましたのでご紹介します。
13時に目白駅に集合!
「切手博物館」に行くために、当日13時に目白駅に集合!
今回のS.I.P.の参加者は、下はティーンエイジャーから、上は20代も折り返し地点に近くなってきたメンバーの計9人。晴天のなか、いざ「切手博物館」目指して出発!
道中、初めて顔を合わせるメンバーが多い中、お互いの興味のある話などをして和気あいあいと歩いていたのですが、しばらくすると先頭を行くメンバーになにやら異変が!?
なんと、駅前で地図をみて目的地の場所を確認したにもかかわらず、目的地とはてんで違う方向へ全員を誘導してしまったのでありました。過ごしやすい陽気になってきた時期とはいえ、20分近く目的地とは違う方向へ皆さんを歩かせてしまったのはいたかったです(汗)。
みんな・・・・一発づつ、殴っていーよ(汗汗)。。。
そんなハプニングに見回れながらも、無事「切手博物館」に到着。
アイスブレーカーで「だるまさんがころんだ」をしながら自己紹介をしてから入館しました。
ちなみに、当日9月23日は「文(フミ)の日」。入館料が無料でした。
館内を見学したあとは、各々でLGBTに関する切手や印象に残っていた切手を皆で紹介しあいました。
たくさんの切手のなかのひとつに、浜辺で水着姿の女の子ふたりが手をつないで歩いているものがありました。3×4cm四方ほどの小さな画面のなかにも、つよいメッセージが描かれているということに感心してしまいました。
メイキングプログラムは「切手を貼って手紙送ろう」
その後は、メイキングプログラムを行なうために、電車で移動。
後半のメイキングプログラムは手紙を書いて発表しあうというものでした。
手紙を送る相手は、
- 「自分がおもいをよせているひと」
もしくは
- 「同性が好きである自分」
でした。
書いたあとは、2人一組になって手紙を読みあいました。
自分の書いた手紙を他の人に読んでもらうのって、こっ恥ずかしかったけど、新鮮でしたわ〜(笑)。
S.I.P.終了後も残っていた人たちと、恋話(コイバナ)で盛り上がっていました。
博物館から移動する電車のなかでも恋の話に花をさかせることができるのも、S.I.P.ならではの楽しみかたなのかなと思いました。
でもできることなら、普段から誰かとこういう話ができたらいいのになと、ふと思うときがあります。
そういう場所も自分で作っていける勇気と元気を、今回のS.I.P.に参加することで、少しもらえた感じがしました。
(のり)
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