「まわりの視線と自分の振るまい」(3/4)
「まわりの視線と自分の振るまい」(3/4)
―――「ノンケ」との接し方(あるいは、はぐらかし方?)をテーマにした、正和さんさんのライフヒストリーの3回目です。
●まわりの視線と自分の振るまい(正和)
専門学校時代は授業が立て込んでいて、あまり遊ぶ時間がなかった。
部活もあったので、ゲイだということを知られてしまうのでは?とギクリするような機会に遭遇することはあまりなかった。
しかしそれでも、男同士で集まると、たまに「好きな女性のタイプは?」なんて話題になることはやっぱり避けられなかった。
そんなときは、とりあえず雰囲気の好きな女優(ちなみに当時は「黒木瞳」)を「タイプ」ということにして話を合わせ、その場をしのいでいた。
【続く】