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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

読みたかった『同性愛者たち』のその後

先日に続いて、関西在住のレズビアン購読者Sakiさんからのお手紙を紹介いたします。

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読みたかった『同性愛者たち』のその後〜Sakiさんからのお便り


私は、今号の特集がきっかけで、初めて井田真木子さんの本を読みました。QM以外の同性愛に関する本を読むのは初めてだったのですが、アカーの設立当時のこと、同性愛をめぐる差別とそれに立ち向かってきた方々のことが書かれていて、アカーの歴史の一部を知ることができました。会と関わってきた方々の並大抵ではない努力があったからこそ、今のアカーが存在しているのだと思いました。


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実は、この本を読むまではゲイはみんあオネエ系というイメージを持っていたのですが、必ずしも全員がそうでないこともわかりました。


同性愛者にもいろんな性格の人がいるんですね。異性愛者にもいろんな人がいるのだから、考えてみれば当たり前のことなのに、それが意外に思えたりしました。私自身が同性愛についてあまり知らなかったのだ、と気付かされました。


井田さんが亡くなられてしまったのは、本当に残念です。生きていたら、同性愛者たちのその後を描いた本が出版されたかもしれないのに……。


それからコミュニティ・メモリアル・サービスですが、以前案内をいただいて興味は持っていたのですが、結局行かないままでした。


仲間たちが集まって故人をしのぶ……。アカーの方々の温かい心を感じます。これからも、そういう行事がずっと続いてほしいです。


同性愛者同士、家族や親戚ではないけれど、世間一般でいう友人・知人という関係を超えた深い絆で結ばれているような気がしました。機会があれば、いつか参加してみたいです。

(Saki)



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