QMblog's blog

レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

父を亡くすの記

―――今年の冬、父親を亡くすという経験をされたHKさんが、ご好意で体験を『QM』に投稿してくださることになりました。不定期の連載として、ご紹介させていただきます。昨日の記事も、血縁家族についてのものでした。肉親との関係性について、みなさんのご意見・感想などもお待ちしております。


父を亡くすの記
(HK)

◆父の「記憶」

あなたは父親の「記憶」とは
どんなことが浮かびますか

私は、
あまりいいことは思い出しません


何かにつけ、口ごたえをし
逆らってばかりでした。



どうも父親と息子というのは
折り合いが悪いのでしょうか?



母親とは、何でも話せて
仲が良いのですが



子供の頃から
父とは、本当にじっくりと話したことはないですね



何か聞かれても
いつも、一言、二言で終わらせていました



今、考えると
もっと、いろいろな話を
たくさんしておけば良かったと思います。



それでも
父の思い出は
勤勉で、毎日早起きをし
黙々と真面目に働いている姿しか浮かびません



やはり、
なんだかんだ言っても
父は
言葉ではなく
行動でお手本を示していたのですね



まあ
今更、改めて思い出しでも
遅いのですが・・・



皆さんは、
父親と
心に残る「記憶」がありますか?


(HK)