ゲイの間での感染が高い割合〜10月―12月のエイズ動向委員会報告
新規HIV感染者数、エイズ患者数の最新の報告が厚生労働省の【エイズ動向委員会】よりありました(報告期間は2011年9月26日〜2011年12月25日までの3ヶ月)。
この3ヶ月間で新たにHIVの感染がわかった新規HIV感染者数は294人で前回(7月〜9月、265人)、過去2番目の多さ。そのうちゲイ同士のセックスでの感染(同性間性的接触)は193件(前回は178件)で、依然としてゲイ/同性愛者が新規感染者報告数の66%と高い割合を占めていました。
また新たにエイズを発症した新規エイズ患者数は106人で、3カ月間ごとの集計では過去16位となっています。新規エイズ患者数でも、同性間性的接触によるものが54件(前回60件)と、新しく報告されたエイズ患者報告数の約51%を占めていました。
HIV抗体検査件数及び相談件数はともに前年同時期と比べ増加していた、とのことです。
【NPO法人アカー】では、ゲイを対象としたHIV/エイズの予防啓発プログラム【ライフガード】や、男性同士のセックスを前提した性病相談ページ(Webページ)、同性愛者も利用しやすい保健医療サービス(検査)として、HIV検査に取り組んでいます。
ぜひご利用下さい。