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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

同性愛者が直面する葬送問題について提言しました(『毎日新聞』より)

東京・築地本願寺を中心に開かれた、日本、韓国、台湾の僧侶や仏教徒が交流する「INEB(アイネブ)東アジア国際フォーラム」(4月5日〜7日)に、当会(NPO法人アカー)が講師派遣し、同性愛者が直面する葬送の問題について提言しました。


「現代の苦悩と向き合う仏教」と題されたフォーラムでは、自殺や引きこもり、寺院の透明化など同時代の課題が話し合われました。フォーラムの様子が、新聞記事に掲載されたので、当QMブログに紹介します。(当日のレポートはコチラでも読めます)

●ソース:INEB東アジア国際フォーラム:社会とかかわる仏教 僧侶ら交流 - 毎日jp(毎日新聞)

 NPO法人「動くゲイとレズビアンの会」(アカー)は、同性愛者が直面する葬儀や納骨の問題を指摘。故人が同性愛者と公にしていない場合、残されたパートナーは従来の「家」単位の葬儀に参列できず、同じ墓にも入りにくいという。


 メンバーは「仏教者は同性愛者とその家族、社会との仲介役ができるのでは」と訴え、会場からは「アイデンティティーについてどう考えてきたか」などの質問や「若い僧侶は理解があると思う」などの意見が相次いだ。〔ソース


NPO法人アカーでは、亡き友人たちの生きた軌跡をたどり、“同性愛者として”/“同性愛者と共に”過ごした繋がりや縁を思い起こすコミュニティ・メモリアル・サービスを2005年から毎年開催しています。


私たちは、仲間の死についての経験を積極的に組織やコミュニティが共有していくことこそが、同性愛者としてより良く生きていくことにつながると考えます。

そして、私たちは死別を通して生者の交流をはかりながら、同性愛者の社会的地位向上等について考えることを学ぶ時期に来ていると感じています。



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