広島市内をぶらぶらと
広島大学病院の講演(8月26日)の後、東京行きの新幹線の時間まで、少し時間があったので、広島市内をぶらぶら散策してきました。
まずは、お好み焼で腹ごなし
広島駅から路面電車に乗って、お好み焼きの屋台が集まったお好み村へ。
屋台が集まっているビルが二つ並んで立っていたのですが、一応「元祖」とついている方のビルの中の「桃太郎」というお店に決定。
朝、8時50分発の新幹線の車内で食べたサンドイッチを食べて以来だったので、午後4時を回ったそのときには、もう腹もぺこぺこ。
スーパーデラックス桃太郎を注文してしまいました。
きよめ湯
食後は、さらに1時間位時間あったので、銭湯を見つけて入って見ることにしました。
当日、地元で、広島カープの試合があるようで、広島駅前からマツダ・スタジアム(広島市民球場)へと応援に向かう「赤い波」に押し流されるようにして地図を手に進みました。ビックカメラのあたりで、流れから離脱して道をそれたところにあったのがきよめの湯でした。
広島駅から徒歩10分とほど近いのに、まさに「ひっそり生き残っている」という表現がふさわしいたたずまいの古くて小さいミニ銭湯でした。
東京では、こんな小さな、昔ながらの銭湯は残っていないのでは、と思われるくらいの小さな銭湯だった。小さな2つの浴槽と洗い場だけの銭湯。もちろんサウナなどはついてませんでした。
平日の夕方だったので、男湯は、他に2、3人しか使っていませんでした。壁一つ隔てた向こう側の女湯から「こんにちは、暑いですね」とか「生ごみの日が、月金で・・・」という会話が聞こえてくる。やはり、女性の方が男性よりよくしゃべる、という事実をこういう瞬間に改めて感じます。女湯の会話が途切れると、お湯を使う音ばかりで、本当に静かになりました。
広島市民球場
帰りの新幹線の窓から、超満員のスタジアムが光の中に浮かび上がっているのが見えました。
こんなにたくさんの人が応援に駆けつけるのだから、地元のチームの方が力が出るんだな、ということを実感しました。