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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

@広島大学病院

看護師のためのエイズ診療従事者研修@広島大学病院【2008年9月10日】(Miyachika)

 
9月10日水曜日に、広島県の広島大学病院(以下、「広大病院」)で行われた、看護師さん向けの研修会に講師としてお話してきました。

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広大病院は、中四国ブロックのエイズ診療をリードする『ブロック拠点病院』に指定されている病院。年2回、大規模な研修が行われています。




研修会は、中国&四国地方の各県から、HIV診療の現場に携わっていらっしゃる看護師さんに呼びかけて行われるものです。




HIVの基礎的なお話から始まって、HIV感染者の服薬&心理支援、そして“セクシャリティ”への理解…と、HIV看護のあり方に関わる幅広いテーマでレクチャーが行われます。



本研修で、私たちが「セクシャリティ」についてお話させていただくのも、今年で5年目になりますね。


毎年、どうやって趣向を変えてやるか考えてやってきたのですが、今回は、この広島での講演が3年目の私(Miyachika)と、こういったスピーカー・デビューのSugiyamaさんと2人で行って参りました。



今年も、参加された看護師さんたちからいろんな声が:

  • 「ゲイの患者さんはもちろん、実際にゲイの方にも、会ったことありません。」
  • 「そもそも、“同性愛”ってよくわからないです」

という“初めてさん”な方から、

  • 「ゲイの患者さんは、何人かお見えになるけど、毎回コミュニケーションに悩みます」


という方にまで。

研修会後の居酒屋での交流会にも、Miyachika、Sugiyama2人でおじゃまをして、さらに深〜〜い話もして参りました。(お刺身が美味しかった!!)

こうした地道な取り組みを続けていくことで、ゲイの患者さんのQOLの向上はもちろん、少しずつ、同性愛への理解も広がっていくといいな〜と感じた1日でした。



(Miyachika)



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