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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

「ティップネス中野店の2つの顔」〜(文:KM)

ティップネス中野店の2つの顔(文:KM)

JR中野駅南口のロータリーを向かって左側の大きなビルにそびえ立つのが、ティップネス中野店 です。


3フロアに分かれた施設には、有酸素運動やエアロビクスのフロア(2F)、ウェイトトレーニングのフロア(3F)、プールのフロア(4F)があります。うっすら汗をにじませながらのウォーキング、血管浮き立つ筋トレ、身体も心も解放できるヨガなど、利用者はヘルシーライフを謳歌しています。


中野駅に降りたことのある人なら、見かけたことはあるはずのビル。しかし、意外にティップネス中野の利用者の顔ぶれが昼と夜でまったく違う「相談できるフィットネスクラブ」(同社キャッチコピー)であることは知られていないかもしれません。

昼間の顔(9時30分〜5時30分)。

中野・杉並の年配の方々がストレッチやエアロビクスをやり、売れっ子お笑い芸人が黙々とランニングをし、更衣室前では若い主婦が手作りのおにぎりを頬張る。年配&女性が多い、都心に近い地域住民の集いの時間。

夜の顔(5時30分〜11時)。

仕事を終え気持ちよい汗をかくために、男子がワークアウトタイムに励むのがこの時間です。ゲイの知り合いが多くなるこの時間には、ロッカーで会釈することが著しく増えていきます。新宿と違って、地元に住んでいるゲイが昼間の仕事を終えてやってくる。こんな雰囲気ってなんか嬉しい。ちょっとコミュニティを感じる空間です。

(KM)

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