オリジナルDEATH NOTE を作ろう!
9月16日の日曜日。
今日はS.I.P.の日。
凄まじい暑さの中、私はS.I.P.の会場まで歩いて向かっていた。
実は遅刻していた私が着いた時には、もうみんな座って、いざ説明を受けようという段階。
うう、すみません。S.I.Pとはなんたるか、の説明のあと、みんなで自己紹介!の前に、人間知恵の輪をやった。
人数がちょっと多くて2つに分かれる。
む、難しいっすよコレ!私たちのチームは相手チームより大分遅く一つの輪になった。次にみんなで目をつぶり手を握りあった、ら、左右両方とも同じ人と繋がっちゃった人達が4人も!スバラシイ運命に感動しつつ、その4人を外して第一回戦。
…盛り上がるねぇ!結局外れた4人のブーイングにより、もう一回戦。長い試行錯誤の末、やっと一つの大きな輪ができました!
そのまま手を繋いでアイスブレーカー。
映画『 DEATH NOTE デスノート』を観る前に、『S.I.P企画、デスノートDEATH NOTE を作ろう!』。
でも今回私達が書いたノートは『S.I.Pノート』。
そのノートは3部作で、まず初めは『現実編』。
私達がどうやって死ぬかを現実的に考えて、死亡日時と死因、その理由、死の状況を書くもの。
そしてそれを発表。…みんななんでそんな孤に独なのー!?
これだけいて、誰かに看取られる状況にある人が一人しかいない!
みんなもっと明るく生きようよ!!
と、言いつつ、実は私も孤独死想定。
……現実は厳しいんデス。
ちょっと暗ーい雰囲気になりつつ、デスノ前編上映。
映画めちゃ楽しい!ハラハラドキドキ。しかしそれを邪魔する私の腹!
ヤバイ、鳴る!!…鳴った!!(泣)
それは私だけではなかったみたいで、映画終了後にあちこちから「お腹すいたー」の声が。そうすると、優しさ溢れるお菓子の差し入れ!
そのお菓子を(主に私が)大量につまみながら、『S.I.Pノート〜願望編〜』を書く。これは、夢あり希望ありの自分の死を書けるノート。
とても現実的なものから、中にはパラレルワールドに飛んでっちゃってるものまで。今回は孤独死率が少なくてちょっとほっとした。
続けて、『妄想編』を書く。これは本物のデスノートみたいに、他人の死を操るノート。
大分みんな苦戦している。それだけ本気で殺したい相手がいるのか、みんなが平和主義者なのか…。
その発表はデスノ後編後に持ち越されることになる。
デスノ後編上映。
デスノ談義で盛り上がった後、『妄想編』の発表。
なんだよ、デスノそんな終わり方するから、なんか自分の発表が凄く幼稚に聞こえるよ!『S.I.Pノート』が完成する頃には、窓の外は真っ暗に。大変濃く長い活動の感想を書いて、その日は終了した。
もし私が死ぬ時、隣には誰かいるのかな。いてくれるといい。
それがパートナーだったら最高だなぁ、と改めて思った。「死について考えるきっかけ」作りの、貴重な時間のS.I.P.でした。
※(2007/9/16のユースプログラムS.I.P.(シップ)より)
●お知らせ
ユース・プログラム『S.I.P.(シップ)』に興味を持っていただきありがとうございます。
現在、『S.I.P.』はお休み中です。
『S.I.P.』 の活動のアーカイブ記事を読んで、ユースとして、LGBTQユース※の仲間と共に、新しくNPO法人アカー(OCCUR)の場でユースの活動を始めてみたい!と興味を持った皆さまからのご連絡をお待ちしております。
参加を希望する皆さまは、お名前・年齢・セクシュアリティ・メッセージを記載して、お気軽にoccur@kt.rim.or.jpまで連絡ください。当方よりメールにてお返事いたします。
皆さんからのメールお待ちしております!
NPO法人アカー(OCCUR)
※LGBTQ=レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング=セクシュアリティ考え中、未決
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