日常の幸せの中のセイファーセックス（『ライフガード12−13』新イメージ画像）

毎年、各地でエイズとセイファーセックスとゲイライフを考えるイベント『ライフガード』の今シーズンのイメージ画像が発表されました。

「お風呂や握手など『日常生活』では、HIVに感染しません」とよく伝える。
その日常にセックスは含まれていない、というのが前提である。

ゲイに対する無視や偏見ゆえに、どこか遠い国で続いている現実のように、この国の大多数のHIV感染が同性間で起こり続けている。
そう考えると『日常』の中でのゲイのセイファーセックスは、もっと省みられてよい大切なテーマだと思う。

エイズキャンペーンで使われるイメージの多くは、擬人化したコンドーム君であったり、愛が大切！という事で、ほんわかハートマークなど脱性化されたものが多い。
他方、性的に活発と思われているゲイのみんなの注意を引こうと、たくましい肉体の写真を使うゲイ向けのキャンペーンのイメージは、どこか非日常のエロに満ちている。

クッキーをつまむように、ブリーフやトランクを選ぶように、日常の幸せの延長にあるセイファーセックスも楽しいのでは？

『ライフガード2012−13』のイメージ画像、皆さんのご感想は？