村山槐多の没後90年回顧展
幡ヶ谷の銭湯「観音湯」の湯上り。
下足置き場の掲示板で目に飛び込んできたポスター。
渋谷の松涛美術館で、村山槐多(1896年−1919)の没後90年の回顧展をやっているようです。
なんで村山槐多の名前を覚えていたかというと、
7,8年前にネットで読んだ、村山槐多の同性愛がテーマの短編の印象が強烈だったからです。
ナント、悪食が高じて食べた(!?)美少年が生き別れた弟だった、
というどのように表現して良いのか、わからないお話でした。
探してみたら、今でもこちらで読むことができました。
村山 槐多:「悪魔の舌」(青空文庫)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000014/files/12_22757.html
わずか24歳で病死した早熟の天才画家・詩人・作家として知られている村山槐多ですが、
中学生のころ、同性に片思いして、捧げる詩などを描いたそうです。
ここら辺も早熟だったんですね。
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