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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

第68回日本公衆衛生学会に参加しました

10月21日(水)から10月23日(金)まで、奈良で行われた第68回日本公衆衛生学会に参加してきました。

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当会が行っているHIVエイズ関連の研究について、以下の2本の口頭演題を発表しました。

  • 地方自治体とNPOの連携によるHIV対策』(21日、第9分科会「地域社会と健康」於いて)
  • 地方自治体とNPOの連携によるHIV検査事業の実践』(23日、第13分科会「感染症」)

今回の公衆衛生学会は、「奈良県文化会館」と「奈良県新公会堂」という2つの会場を使って行われました。


こちらが、奈良県民文化会館
駅から歩いて5分の最寄の場所にありました。
23日の私達の発表が行われたのはこちらの会場でした。


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さまざまなテーマについてのポスター発表の様子。
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そして、こちらが、21日の発表を行った奈良県新公会堂。

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公衆衛生学といえば、地域の健康に関わるさまざまなテーマや機関を包括するものすごく広い一大分野。


86年の設立当初から同性愛者の健康の問題にも、取り組んできた当会(NPO法人アカー)の活動にも、
生かすことのできる多くのテーマに今回の学会中に触れることのできて、非常に充実した学会参加となりました。


例えば、多くの発表がなされていた自殺予防関連の研究は、
もちろんレズビアン&ゲイの自死の問題を考えることにもつながりますし、

高齢の在日朝鮮人の健康問題を扱った発表は、
同じく被差別マイノリティ・コミュニティでの健康問題を考える上でとても参考になりました。

喫煙における行動変容がテーマのセッションでは、
HIVエイズの行動変容が目的である当会のワークショップ『ライフガード』へのヒントになるものでした。

また、地域におけるボランティア活動やNPO活動の活性化をするための研究は、
NPO法人として活動する当会の運営にもフィードバックできる、有意義なテーマでした。


せっかく、奈良県に来たので、しっかり「しか」にも会ってきましたよ。
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