QMblog's blog

レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

『負け犬の遠吠え』は、負け犬の遠吠えか?

レズビアン&ゲイの英会話クラス『レインボー』
10月23日(金)金曜クラスのトピックは、
「『負け犬の遠吠え』は、本当に負け犬の遠吠えか?」
でした(講師はピーター)。


エッセイスト酒井順子さんの著書『負け犬の遠吠え』
英訳『The Howl of the Loser Dogs』から、
電車の中で若者に注意するエピソードを題材に、
英語でいろいろなことをディスカッションしました。


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写真:MSN産経ニュースから

本日クラスレポートは、当日クラスに参加されたショーゴさんmixi日記から転載させて頂きました。
なんと隠れ(?)酒井順子ファンであることを告白なさっているショーゴさん。
クラスでは、全然わかりませんでした(笑)。
快く転載を許可してくださった、ショーゴさん、ありがとうございました。

ショーゴさん:

昨日の英会話

夕べは金曜の英会話というものを経験してきました。通常は土曜の夜なんだけれ
ど、月イチで金曜日の夜も行われています。この場合は、通常の能力別ではない
ので、かなり能力の高い方達と一緒に会話に参加することになります。ボクはも
う話題について行くだけで精一杯でした(笑)もっともっと英語力を身につけ
て、話題も豊富にしなくちゃ!って実感のレッスンでした。


昨日のテーマは、エッセイストの酒井順子さんの本をベースにしたもの。普段、
女性が電車で化粧をしてはいけないのか?とか、女性専用列車の意義とか、関西
と関東での女性の品格や価値観の違いなんてことを考えていないので(元々女性
のことは考えない?)、なかなかすぐに答えられないもどかしさがありました。


酒井さんのエッセーってのは、カリカチュア的要素のある内容で、一見、吉田兼
好っぽいんだけれど(事実、彼女は徒然草が好き)、でももっとユーモアがある
ので、どこまでが本気で、どこからがチャカしなのかの線引きが難しい。彼女の
書いたものを真に受けて読むと、実は彼女の策略にまんまと引っかかってしま
う。という面白さがあります。そういうことを、すらすらと英語で説明できたら
よかったけれど・・・・・・実はボク、酒井順子さんの本、全部読んでいて、し
かも持っているという、大の酒井順子ファンなんです。同じ酒井でも、酒井法○
じゃないよ?
(ショーゴ)

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

負け犬の遠吠え (講談社文庫)