夏目漱石 「血・エロス・同性愛」がキーワード
「血・エロス・同性愛を鍵に」という見出しが『東京新聞』の読書欄に躍っていたのが目に飛び込んできました。
「この本この人」のコーナーで紹介されていたのは、『百年後に漱石を読む』という著書を出す宮崎かすみさん。この国の古典を、このように新しい切り口で読み直す人も出てきたんですね。
著書は、英文学と思想史を専門とする著者が、夏目漱石の『門』『それから』『吾輩は猫である』について従来にない切り口で批評を試みたもの、とのことです。どんな内容になっているか興味深いですね。
- 作者: 宮崎かすみ
- 出版社/メーカー: トランスビュー
- 発売日: 2009/08/04
- メディア: 単行本
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