QMblog's blog

レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

第3回・会内「親と子の集い」

開催から、だいぶ日にちが経ってしまいましたが、さる4月29日(祝・水)に今年で3回目となる「親と子の集い」が無事に終了しましたので、ご報告いたします。


f:id:QMblog:20090726224123j:image



2007年からスタートした「親と子の集い」同性愛者であるアカーメンバーたちの血縁親族と、アカーのメンバー、そしてプログラム参加者たちが集まって、交流セッションや同性愛のことを勉強する1日のイベントです。



f:id:QMblog:20090726223751j:image



イベントの名称には「親と子」となっていますが、必ずしも「親子」ペアでの参加が対象、ということではありません。参加者は、同性愛者の子どもを持つ親以外にも、アカーのメンバーを家族の一員に持つ兄弟姉妹、姪など参加者は多様でした。同性愛者の参加者の側も、家族にカミングアウトしている方も、まだカミングアウトしていないしていない方も、メンバーの同性のパートナーなど、さまざまでした。


(カミングアウトしている/いない、に関係なく)実際に、自分の親以外の他の親子関係の話を聞いてみることで、逆に自らの親との関係が冷静に、客観的に見ることできる、という側面もあります。


f:id:QMblog:20090726224110j:image


家族に対する思い入れが深い場合でも、面倒くさいからと家族からはむしろ距離を置いている、と場合でも、いざ面と向かって家族と向き合う必要が出てきたとき、時として“血縁”とは、良い意味でも、悪い意味でも関係が濃すぎるゆえに息苦しく感じるかもしれません。


「親と子の集い」のような機会を通して、毎年、少しずつでも、濃密になりやすい血縁家族との関係の風通しを良くしていくことの大切さを、感じた一日でした。


アカーでは、このような異性愛者の血縁親族も一緒に参加できる機会を年に何回か設けていますので、今後の情報にご注目ください。




にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ 
面白い記事だったら1clickでQMblogを応援☆