蜘蛛の糸(3/4)
レズビアンだと気づいた智子さんが、どのようにして「同性愛者である仲間が集まるグループ(アカー)」を知ったのか?を書いてもらったライフヒストリー3回目です。
智子さん:
短大の頃、図書館司書の実習で書架整理をしていた時のことだ〔1992年、20歳〕。
確か「青少年」辺りの分類に置いてあったと思うが、『ゲイ・リポート』という本に行き当たった。『ゲイ・リポート』は以前、書店で友達が「こんな本がある」と言っていたものだった。
その時はとても手に取ることはできずに、「ふうんー」とか興味なさそうに反応したのだった。
今度こそ読みたい。でもどうやって…。結局、本屋で手にとれなかったのに、実習先で借りるということをやってのけた。
しかも『レズビアンであるということ』という本と一緒に…。
【つづく】
(智子)
- 『ゲイリポート』購入
- ※アカーの事務所でも購入できます
- ゲイ・リポート―coming out! 同性愛者は公言する
- 「レズビアン」である、ということ