「幻の終わり」連載します！
コミュニケーション・ツールの変化や、この不況の影響などで同性愛者同士の「出会いの場」としての地位も相対的に落ちてきているといわれる同性愛者の一大繁華街「新宿2丁目」。日本や東京に限らず、ゲイバーを巡る世界的な現象として、かつてゲイのお客さんためだけの「秘密の花園」だったゲイバーが、ノンケのお客さんへも広く門戸を開かないと生き残れない、なんていうニュースが一般メディアでも報道されたりしていますね。
『この街はおまえなんか待たない』は、レズビアン＆ゲイのビギナーにとって、「新宿2丁目」が、まだまだ登竜門としての地位を誇っていた時代を背景して、そこで繰り広げられるいろいろなエピソードを描いた短編小説集です。（『この街』は、当時紙媒体で発行されていたアカーのコミュニティ誌『QM』に逆島鉈さんの執筆によって、1999年から2000年までに連載されたものの再転載です）。
明日から当QMブログで、第5話「幻の終わり」（全4回）を掲載します。
みなさんは初めてゲイバー、レズビアンバーに行った日のことを覚えていますか？
