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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

映画『ミルク』鑑賞会〜感想その1〜

みんなで映画『ミルク』を観に行こう!鑑賞ツアー。
そぼ降る、あいにくの雨の中、今日は、レズビアンのメンバーを中心に、20数名の方たちと観てきました。


「海を隔てた遠い国のかなり昔の話」。と、あえて言い切ってしまうこともできると思いますが、それでも、こうやって同じ時間を一緒に共有することでつなげることもできる、と感じさせる午後のひと時でした。



感想会で、いただいた感想の一部を紹介します。

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●MKさん

  • 30年以上前の話だが、とても新鮮に感じる
  • 今なお同性愛に対する偏見があるのは事実だが、遅くとも確実に世の中の流れが良い方向に変化していると信じたい!!
  • 不当な差別で怒りを感じても、パワーが続かないのかな?とも見てとれた映画ではあったかな?
  • “同性愛”の根底は“愛”なので、お互いを尊重することが最も良いはずなのに…と改めて実感した

●まいこさん

  • “怒り”、“悲しみ”etcすべての感情を感じました
  • 映画では、レズビアンが関わったシーン、自分はアン・クローネンバーグのみである印象でした。ゲイシーンを担った人物は、レズビアンがただ一人であるわけがないと思います。もう少しゲイだけでなくレズビアンの当事者もキャストに加えてほしかったと思います。

●Cさん

  • 「なんで、こんなにがんばらないといけないんだろう。あたりまえのことを、あたりまえのようにしたいだけなのに、なんで命をかけてまでがんばらないといけないのだろう」と理不尽さを感じました。良い映画だからこそ、なんだか胸にモヤモヤ残るものがあります。

●Dさん

  • 今までゲイである事を隠して生きてきた人が、その事を公表し戦い続けたパワーが凄いと思いました。
  • 脅され命の危機を感じながらも活動を続けた精神力
  • 異性愛者の人が観た後の感想を聞いてみたいと思いました
  • 自分の考えている事、感じている事をあんなにもはっきりと発言した発言力を見習いたいと思いました

●Eさん

  • これを見たヘテロの人が「どう感じるのか」「見た後で何か変わるのか」をきいてみたい
  • まず自分を認めないと他者を認められない。その結果多くの人の賛同を得られるのかな、と思った
  • オープンにあった「40歳になっても何一つ誇れるものがない」と言ったミルクがあんなに大きな事をできた事実に感動した。“勇気”って凄いと思う。

●加澤さん

  • 自分の言葉、自分を語る言葉を持つということ(同性愛者である、レズビアンである)
  • 経験や体験したことを語れる場がある喜び、幸せについて
  • 自分も他人も尊重されてしかるべき
  • レズビアンの活動家の映画がオスカーを獲る日はいつかなぁ…。
  • レズビアンとゲイの協力具合がビミョウで妙にリアル
  • 「ムーブメント」の種類

●KJさん

  • 規模は違うけど、仲間と共に取り組んでいく姿はどこかアカーと似ていると思った。
  • 同性愛者として楽しい日々は皆しているけど、自分にとって生きやすい姿を求めていくには、犠牲もあるし勇気もいるのだと思った。一人の気持ちではどうにもならないことはあるけれど、何もしないと変わらないと思う

●TKさん

  • ゲイのセックスをもっときちんと見せてほしかった
  • 女が映画の中で少なすぎ! 絶対もっとレズビアンは多くいたはず!
  • プロポジション8と印象が被った。

●Cさん

  • 自由の国のイメージがあるアメリカでも、ほんの30年くらい前までの同性愛者の扱かわれ方はかなり偏ったものだったのだな、と知った
  • どの中で先駆者になったミルクは自分たちが声をあげることによって「存在している」ことを事実として周囲に知らしめ、世の中を

●Tさん

  • 「怒る」ことは、悪いことではない。
  • わかりやすいスローガンは時に危険だけど、状況が複雑になりすぎな今の時代、自分のよりどころを確認するには最適な映画ではないでしょうか?

●DCさん

  • 40歳からのスピードがすごいと思った

●SOさん

  • ミルクが活躍しているのに殺されるという最後が悲しい。誰が罪のないミルクを殺すのかと結構疑りながら観ていました。やっぱり!と思ったけど殺すことないじゃないかと思います



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