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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

カリフォルニア州最高裁 同性婚禁止の州法を支持の流れか 各種メディアの報道

米国カリフォルニア州の最高裁判所で5日、同性婚を禁止する州憲法改正案提案8号(プロポジション8)の是非をめぐる審理が始まった、というニュースがありました。

同州最高裁は、

  • 2008年11月の同性愛者に同性婚を禁止する住民投票の結果(52%の賛成で可決)を支持するか?
  • 2008年5月の婚姻を異性間に限ったカリフォルニア州法は、差別だとして違憲判断を下した州最高裁の判断を再度、宣言するのか?

のいづれか立場を、90日以内に決定しないといけない、ということになっていました。


審理は始まったばかりですが、複数メディアの報道によると、どうやら州最高裁は、

  • 同性婚を禁止する住民投票(提案8)を支持する
  • 住民投票の実施よりも前に提出された18,000件以上の同性婚のステータスは有効である

という決定に傾いていて、プロポジション8が無効になることはなかなか考えづらい見込みと報道しているそうです。

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※写真はBarbara Davidson / Los Angeles Timesより