注目の『ミルク』、オスカー受賞！！

第81回アカデミー賞が発表されました！　全米で初めて同性愛者であることを公言して公職についたゲイの政治家ハーヴェイ・ミルクを描いた伝記映画『Milk／ミルク』は、主演男優賞（ショーン・ペン）と脚本賞（ダスティン・ランス・ブラック）を受賞しました！！

主演男優賞を受賞したショーン・ペンは、受賞のスピーチで、同性婚をサポートする痛烈なメッセージを発したそうです。

「これまで同性婚に反対した人たちは、どれだけ恥知らずだったかを、今晩が、座ってよく反省する機会だ。もし同性婚に反対し続けるなら、孫の代まで恥が及ぶことをよく考えるべきだ。全ての人たちは、平等の権利を持つべきだ」

また脚本賞を受賞した、ダスティン・ランス・ブラックは、涙をこらえながら、ハーヴェイ・ミルクの生が、どうやってゲイとしての自分の命を救ったか（ミルクのことが“lifesaver”だったか)を伝える、感動的なスピーチをしました。

「13歳の時、美しい私の母と父は、テキサス州サン・アントニオの保守的なモルモン教のホームタウンから私をカリフォルニアに連れてきました。僕はそこで、ハーヴェイ・ミルクのことを聞いたのです。ハーヴェイ・ミルクが私に希望を与えてくれました。自分の生を生きる希望を、いつの日かあるがままの自分を隠さずに生き、男性に恋におち、結婚できる日すら来るかもしれない、そんな人生を送る希望を、ハーヴェイ・ミルクの生が与えてくれたのです」

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