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アイスランドで世界初の同性愛者の首相が誕生か?

アイスランドで、レズビアンであることを公表している国会議員ヨハンナ・シグルザルスドッティル(66歳)が、世界初の同性愛者の国家指導者になりかもしれません。ニュースチェックの記事です。

▼ソース:経済破たんのアイスランド、新首相に世界初の同性愛者か(CNN.co.jp 2009年1月30日)

(CNN) 世界的な金融危機で経済が破たん状態に陥り、連立政権が崩壊してホルデ首相が辞表を提出したアイスランドで、後任の首相候補としてヨハンナ・シグルザルスドッティル社会問題相が挙がっている。同氏は同性愛者であることを公表しており、首相に任命されれば、同国初の女性首相ならびに世界初の同性愛者首相の誕生となる。


グリムソン大統領は辞表を受理したが、新政権発足まで続投を指示。現在、シグルザルスドッティル社会問題相が所属する社会民主同盟と与党・独立党で、交渉が続けられている。新政権発足の時期は不明。


シグルザルスドッティル社会問題相は、航空会社の客室乗務員時代に労組活動を経験。議員歴は30年になる。結婚していた時代にもうけた子供2人がいるが、現在は作家・脚本家の54歳女性を「パートナー」であると公表している。


議員が同性愛者であることを公表する例はあまりない。英国では1人、米国では3人の議員が、同性愛者であることを公表している。


同性愛首相誕生の可能性が高まったことについて、同性愛者の権利団体などは、「非常に喜ばしい」と評価。英国の団体、ストーンウォールのゲイリー・ナン氏は、「米国で黒人大統領が誕生したことは、ゲイの首相が誕生するという希望の光が差し込んだと思う」と話している。