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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

『ハーヴェイ・ミルクの時代』を観て〜1月18日S.I.P.感想(Y.M)

10代から25歳までのLGBTQのユースがみんなで遊んだり話し合ったりするプログラム【S.I.P.】。1月18日のS.I.P.の企画はハーヴェイ・ミルクの時代』鑑賞会でした。今日から、当日参加したユースたちの感想を紹介していこうと思います。



2009年の現在、ゴールデン・ウィークに日本での上映が決定しているショーン・ペン主演、ガス・ヴァン・サント監督の映画『ミルク』が話題になっています。その『ミルク』がベースにしているのも、正に、この『ハーヴェイ・ミルクの時代』(1984年、米国、ロブ・エプスタイン監督)です。

監督のガス・ヴァン・サントは『ミルク』の製作に入る前、『ハーヴェイ・ミルクの時代』を目にして、ドキュメンタリーとしての手法が素晴らしいから、自分ならフィクションの形で仕上げる、という方向性を定めたといいます。



前置きは、これ位にして1月18日のS.I.P.の上映会に参加したレズビアン、ゲイのユースによる感想を何点か紹介したいと思います。1990年代にアカーで何回か、同じように『ハーヴェイ・ミルクの時代』の上映会を催したことがあったそうです。そのとき、今回、S.I.P.に参加したのと同じ歳位の(当時の)ユースたちの多くは、爆睡していたそうです。もしかしたら映画の中で描かれていることの、内容に繋がるための回路をもてなかったのかもしれません。



「感動して泣きそうになった」というレズビアン・ユースY.Mさんたちの感想を読んで、世代は確実に変わっているんだ、という印象を抱きました。まずはY.Mさんの感想です。

●『ハーヴェイ・ミルクの時代』を観て〜Y.Mさんの感想

ハーヴェイ・ミルクの時代』を見た感想は


「こんなに素晴らしい人がいたんだ。そしてすごいことをしたんだ」
と驚き、感動しました。



映画を見てる最中、感動して泣きそうになりましたが、我慢してしまいました。



涙流して気持ちのまま泣けば良かった。


今思うとちょっと後悔してます。


それは、見終えてからの感想会で「泣いた人ー」との質問で、
自分以外みんな手を挙げてたんです。



後悔後悔です。



共感するところがいくつもあり、
みんなの感想にただただ感心していました。



自分って、ほんとに考えてること言葉にするの下手だな、
とつくづく思いました。



今回参加して、MILKさんを知ることができ、
本当に良かったと思っています。



異性愛者、同性愛者関係なく、
色んな人達に是非見てもらいたい映画だなぁと、本当に思いました。



是非、次に日本での公開される映画『ミルク』の方も観れたらいいなと思っています。

(Y.M)


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