15years, NYのハーヴェイ・ミルク高校とHMI訪問
現在、QMブログでは、去年末に実施された、ニューヨークのレズビアン&ゲイコミュニティ視察( タグは「【旅】ニューヨーク2008」)の報告を毎日少しずつお届けしていますが、15年前の1994年にも、当会(アカー)では、ニューヨーク市のコミュニティー視察を実施しました。
94年の視察報告の中から、昨日のエントリーでも、紹介したハーヴェイ・ミルク高校とヘトリック&マーティン・インスティチュート(HMI)を1994年の6月30日に訪れた時の様子について紹介できればと思います。
1994年6月30日、いつか「こういう学校がなくなるのが理想」
ニューヨーク市立大学に近いビルの3階にあるHMIをアカーのメンバーが訪問し、施設の見学とそこで働くスタッフから活動内容について説明を受けました。HIMの将来のことを質問されて、「こういう学校がなくなるのが理想だ」と答えたHIMの担当スタッフの談話が印象に残っている、と記している、当時の視察メンバーのコメントなどもありました。15年の時を経て、変わったことと不変のこと、両方あるんだな。そんな感慨が、当時の報告集をめくりながら浮かびあがってきました。
ハーヴェイ・ミルク高校の授業風景を写した写真パネル
1994年視察当時も、ハーヴェイ・ミルク高校では、普通高校と同じ授業を行っていました。当時、「州派遣の教師は2名、この他に、2名の補助教師とボランティアがいる」「学生数は30名で、毎日入学希望の問い合わせがある、予算が増えたために9月から生徒を45名にする」などのお話を担当者から聞くことができました。