ストーンウォール・イン詣
ストーンウォール・イン詣(2008年12月23日)
「ストーンウォール事件」とは?
ここは、1969年6月末に「ストーンウォール事件」が起きた、まさにその現場とされる場所。
「スートンウォール・イン」はニューヨークを訪れるゲイの観光客にとっては、一種の歴史的名所といえるかもしれませんね。
ニューヨークはグリニッジ・ヴィレッジにゲイバー「ストーンウォール・イン」に対する度重なる警察の嫌がらせと酒類販売法違反名目の摘発を背景にして、レズビアンの一人の強制連行をきっかけに業を煮やした女装のゲイ男性とレズビアンたちが警察隊にまず罵倒を浴びせ酒瓶やハイヒールを投げつけたことから始まった。それは以後、表立ってはゲイとはわからなかった客たち(同バーには10代後半から30前後までの比較的若い男性客が多かった)数百人をも参集させて3夜にわたって拡大していった。この事件を契機に、当事者としての同性愛者による動きは、アメリカ国内だけでなく世界的に広がり、様々な地域で同性愛者による活動が急速に展開していった。*1
「歴史」が息づくゲイバー
2008年12月23日の夜に、「ストーンウォール・イン詣」(もうで)をしてきました。
といっても、ただ飲みに行ってきただけですが。
「ストーンウォール・イン」は、今でも普通のゲイバーとして営業されているんですが、ところどころに「歴史」が垣間見れる、写真などがあるところがよかったです。
「ここが、ストーンウォール・ライオットが起きた現場です」とアピールしたパネル。
写真パネル中には「6月27日〜31日」という記述、
6月は31日までないので、突っ込みを入れたところ
(バーテンは即座に「あっ、それね、間違いです(苦笑)」という答え。
よく聞かれるみたいですね。
他にも、昔のゲイパレードの古い写真を飾るなど、歴史的な場所である、という自覚がひしひしと感じられました。
その他店内は、ボン・ジョビなどの80年代の音楽が流れ、ビリヤード台で遊べるような普通のアメリカのゲイバーでした。