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2006年のHIV感染、男性同性愛者と黒人の割合高い (米国)

CDC(アメリカ疾病予防管理センター )の新しい統計によると、2006年のHIVの新規感染でゲイと黒人層(同性間/異性間両方とも)での感染が、他のグループに比べて高いという結果が出されました。


ソース:

▼新たなHIV感染、同性愛男性と黒人の割合高いと CDC (CNN.co.jp)


ジョージア州アトランタ(CNN) 米国で2006年、新たにエイズウイルス(HIV)に感染した人は約5万6300人と、当初の推定より40%も多かったことが、米疾病対策センター(CDC)が15日までに発表した調査結果で明らかになった。特に、同性愛とバイセクシュアルの男性、黒人の割合が高くなっている。



CDCによると新たなHIV感染者のうち、同性愛男性ならびに、男性とも女性とも性交渉を持つバイセクシュアルの男性が2万8730人と、全体の53%を占めた。これらの男性を人種別に見ると、黒人では13─29歳と若い層で、白人では30─40代の層で感染した割合が高かった。




また、新たなHIV感染者を男女別、人種別で区分すると、人口10万人あたりの感染者数は黒人男性が最も高く115.3人だった。男性ではヒスパニック系が43.1人と、白人の19.6人の倍以上だった。女性では黒人の55.7人がずば抜けて高く、ヒスパニック系の14.4人、白人の3.8人を大きく上回った。




全体で見ると、黒人の割合が46%と過半数近くだった。米国の人口のうち黒人が占める割合は12%であることから、黒人の感染率が高いことが判明した。



CDCではこれらの調査結果から、HIV感染に対する教育の継続性が必要であると指摘し、新たな感染者の傾向から効果的な対策を見出す必要があるとしている。






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