まわりの視線と自分の振るまい
あの頃をみつめて 「まわりの視線と自分の振るまい」 ライフヒストリー(正和1回目)
―――学生の頃、ゲイと気づいたばかりの頃の「ノンケ」との接し方。今回の正和さんのライフヒストリーのテーマです。
学生の頃は、「ホモネタ」など、周りが同性愛を差別的にどのように表現しているのかあまり自覚的でなかった。それでも中学で同性の同級生を好きになったとはっきりと気付いた頃、「ホモ」という言葉が自分と同じものを指すのだ、と漠然としたプレッシャーを感じるようになった。
中学時代で、特に何か印象に残る特定のホモネタというのは特に覚えていない。
けれど、たまに、“ホモ”という言葉が出てくると一人心の中でギクリとしていた。
(正和)【続く】
●まわりの視線と自分の振るまい(正和)
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