20歳でHIV感染後の平均余命は?
20歳でHIV感染した後の平均余命は?
抗HIV薬の治療の進歩により【HIV】感染者の平均余命が1990年代よりもさらに13年延びた、という調査発表がありました。
ソース:
HIV drugs 'add 13 years of life' (BBC NEWS)
調査は、先進国の4万3,000人のHIV感染者を診て余命を調べるというもの。これまで3回の時期(1996年−99年、2000年−2002年、2003年−2005年)の調査があったそうです。
1996−99年の期間の調査で、20歳で感染した患者さんの平均余命は+36年で、56歳。今回の2003−05年の調査では、さらに13年延びて69歳になりました。
これは、抗HIV治療薬の進歩によって、HIV/エイズが、「命に関わる病気」から「治療できる慢性疾患」になったということを示している、とのことです。
それでも、感染しない場合の、平均寿命が80歳くらいであることを考えると、69歳はまだ短い、という楽観主義に釘を刺すような研究者のコメントも紹介されていました。
以上、ゲイのエッチとエイズについて考えるプログラム【ライフガード】関連情報でした。
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