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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

カモメに問えばぁーぁ日記

17歳のレズビアン・ユース小梅さんの日記の2回目です。(Arashi)。

●小梅17歳のカモメに問えばぁーぁ日記


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小梅17歳のカモメに問えばぁーぁ日記(2/3)


「バイトの条件」は、

  • 一つ、中野区周辺
  • ニつ、交通費込み
  • 三つ、自給800 円以上
  • 四つ、タ方、夜はダメ
  • 五つ、昼間もダメ
  • 六つ、私がやりたいと思わないとダメ
  • 七つ、短時間
  • 八つ、丸の内線が通っている所でも良い


こんな感じだった。結局希望通りだったのは三つ目と四つ目、五つ目、六つ目、七つ目だった。肝心な一つ目はやっばりダメだった。こんだけ通れば十分だと、有り難いと思わなければ、いつか痛い目見るぞ!と思ったが、痛い目見てもいいから八つ全部通したかった。中野周辺でバイトしたかった、そんでもってバイトの交通費で事務所に行きたかった。17 のガキが生意気言ってる、と思えばまったくもって大したことではない。


しかしレズビアンが生意気言ってる、と思えばまったくもって大したことである。と私は自己中心的ながらも考える。レズビアンとしてこの大変に下らなく思えても仕方がない様な社会の中で前後左右、見えるように見えない敵がウジャウジャとせめぎ合っている。そしてその社会は危険地帯でもあり、私が日々 暮らさなくてはならない場所。


そんななかでレズビアンとして安全地帯とも言える場所と関わりを持ちたい、持っていたいと考えるのは道理だと。バイトをまだ探しまくっていたころにいろんなことを考えたなぜそこまで私はアカーと関わりを持ちたいか、持っていたいか等を問い直したりもした。そしていま思っている答えの様なものはこうである。


「私は24 時間365 日レズピアンなのだが、そうでない、そうなれない時もある。だから多くの時間をレズビアンとして過ごしていたいから、アカーという場、そこで話したりすること等は今の私にとっては必要不可欠なんだ。」【続く】

(小梅)

●小梅17歳のカモメに問えばぁーぁ日記

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