20年ぶりになぜ「そのひと」と会ったのか?(3)
20年ぶりになぜ「そのひと」と会ったのか?(3/6)
Her Point of View〜彼女の視点〜(はと)
そのひととは、2年余り付き合ったけれど、
昼も夜もたくさん時間を共にしたけれど、
まったく「同性愛」について語り合ったことがなかった。
わたしが同性にひかれて、小学校から悩んできたことも、
ふたりが付き合っている時すら、不安でたまらなかったことも。
「▽▽が男だったらよかったのに、結婚できたのにね」 。
その台詞に、どんなに絶望していたかも。
―――生まれて初めて付き合った同性の女性と、20年ぶりに再会したときの気持ちを書いた はとさんのエッセイの3回目です。●「20年ぶりになぜ『そのひと』と会ったのか?」
わたしは、 わたしが同性としている行為や感情が許せなくて、
そのひととの関係を断ち切った。
逃げるように去り、口もきかず、無視をした。
自分の中の同性愛を打ち消すために、
そのひとをも否定した。【続く】
(はと)
●「20年ぶりになぜ『そのひと』と会ったのか?」
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