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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

会員になって迎えた初の年間総会〜Hさん感想

――――去年4月のアカー年間総会は、Hさんがアカーの会員になって迎えた初めての総会。自身にとってのアカーのメンバーシップ、を書いていただきました。


アカー会員になって

〜2007年年間総会&レセプション感想〜(H)

◆アカーの会員になって

会員になってから約半年後に開催された総会&レセプション。けっこう長丁場かと思ってましたが、始まったらあっという間。改めて幅広いアカーの活動を認識できました。



◆印象に残った将来の夢

同性愛者の自由と権利を望む「会員憲章」の朗読から始まった総会は、 プログラム活動や会計の報告、今年度新規事業についての説明、特別メッセージなどがありました。



特に印象に残ったのは、ロスアンジェルスのレズビアン&ゲイコミュニティセンターの事例を参考に、同性愛者のためのクリニックや教育施設,老人ホームなど、現時点では夢のようだけど,数十年後にはあって然るべきではないかと思う同性愛者のための施設の話。




将来年老いたときに同性愛者の老人ホームがあって,そこでアカーの人達と余生を過ごせたら……。なんてことを語るにはまだまだ早いけど,想像してしまいました。



◆10周年会員のスピーチ


そしてライフヒストリーを「赤裸々」に発表した10周年会員のスピーチ。同性愛者としての苦悩があったヒストリーは共感できるところも多々あり。約30分もの発表,お疲れ様でした!



◆感動がこみあげてきました


またレセプションパーティーでは、会員セレブレーション&新人会員紹介の場に立ち、みなさんが一堂に自分に視線を注いでいたのを正面から見たとき、感動が込み上げてきたのを覚えています。




これだけ多くの方々と同性愛者であることを共有できるのはとても幸運なこと。頂いたT-shirtsは大事にしたいと思います。



◆アカーに参加する目的

「アカーに通う目的は何?」


総会に参加して、かつてゲイの友人から言われた一言を思い出しました。その答えをいま考えると、自分にとってアカーが多くの同性愛者と接するのに最適な場所だからだと思います。



アカーに来る前は,多数の人と気兼ねなく休日を楽しむなんてことはまずなかった。アカーに来ることで,イベントに参加したりツアーで旅行いったり,以前の自分じゃ考えられない過ごし方をするようになった。



また同性愛者でも色々な人(レズビアンの方たちを含めて)と接する機会ができ,アカーに携わる前と後で、大きな大きな進歩が自分にありました。

◆「特別な催し」とわかった総会


これまでアカーのプログラムにはいくつか参加させて頂いた中,総会は約20年の歴史が込められた特別な催しだと感じました。
様々な困難を通して今のアカーがあり,経験を積む中でアカーに携わる同性愛者が集まってきたのだと改めて知り,そのアカーの会員になれたことは同性愛者としてとても幸運なことではなかったかと思います。


まだまだ会員として未熟な自分ですが,今後ともよろしくお願いします!



(H)



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