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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

れ組スタジオ・東京20周年イベント

―――80年代前半から、レズビアンや女を愛する女たちによる、のための、地道な活動を続けてきたれ組が、れ組スタジオ・東京としては昨年20周年を迎えました。その20周年の歩みを記念したイベントが、2007年の12月23日に開かれました。アカーメンバーから参加した「まみこ」さんのレポートです。

れ組スタジオ・東京
20周年イベント
〜レポート:まみこ〜


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2007年12月23日 早稲田にあるパフスペースにおいて、れ組スタジオ・東京、設立20周年を祝うイベントが催され参加してきた。当日のイベントの雰囲気を伝える前に私と「れ組」の関わりについて。



私が、最初に「れ組」に関わったのは1991年の2月、成人の日の祝日。定期的に行われていた「しゃべろう会」だったと記憶している。この日は私自身、成人式の対象年齢だったが、晴れ着を着て成人式に出席するという気はもちろんなく、ただ、ただ、「れ組」の事務所に行くことだけを考えていた。



当時で、私よりも20以上年齢が上の人が多かったので、現在、れ組に関わっている人達の平均は50から60歳代といったところだろう。会場に集まった人達もおおむねそんなところだ。10年以上振りに見た顔に懐かしさを感じつつも、皆の顔に20年の底力を感じた。




当日は韓国の10代レズビアンを扱った映画『レズビアンの何が悪いの?』の上映。20周年によせた内外からの一言メッセージ。歌と朗読等で3時間はあっという間に過ぎた。



ほぼ同時期に発足したアカーとの関わりも多く、今だ見習うべき点は多くあると思う。中でも、フェミニズムや女性問題での活動がある。レズビアンを中心とした活動は、性的指向に関係なく女性特有の問題に向きあわざるを得ない。彼女たちはレズビアンのみと限定せず、広く女性問題一般にまで眼を向け続けてきた。「レズビアンの問題だけでも大変なのに、一般の女性問題や『フェミニズム』までなんて……」。そんな声も聞こえただろうなかで、地道な活動を続けてきた、先輩レズビアンたちに、この場で敬意を表したいと思う。


(まみこ)

【れ組スタジオ・東京Links】


【『れ組通信』】


※れ組スタジオ・東京のニュースレター『れ組通信』。アカーの事務所の談話スペース横ミニコミ棚にもファイリングしてあります。読んで見たいという方は、来所の際にお気軽にスタッフまで一声おかけください。



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