ゲイでよかった?
ソース:親友の死で気づかされた 仲間の結束と人を許す心(西日本新聞朝刊 2007年4月06日号)
「最近、つくづくゲイで良かったって思うんですよ」
深夜一時を過ぎた福岡市中央区大名の居酒屋。店長を任されている隆司(28)は、客席を片付けながら話し始めた。
人気歌手に似たさわやかな容姿。隆司目当てで店を訪れる女性客もいる。だが、彼は同性愛者だ。周囲にも隠さず、母親や妹、親しい友人もみんなそれを知っている。記事を読んで「ショー」さんのコメント
ゲイでよかった?
「最近、つくづくゲイで良かったって思うんですよ」という冒頭の言葉、2ヶ月前に、アカーの事務所で初めてこの記事を読んだとき「こんなこと言うなんて変だな」と思ったんですよ。
「異性愛者になったことないのに、どうしてゲイでよかったなんて言えるんだろう」って思った。
ただ、「ゲイでよかった」と思える気持ちは、純粋に「うらやましい」と思った。そのときは、そんなこと思えなかったから。
ただ、それより、もっと昔の自分は、「ゲイじゃない方が良かった」位に思っていたから、2ヶ月まえのそのとき、その気持ちが消えていることに気づいた。
ここまでが、2ヶ月前の気持ち。
mixiに書いたら
その後、mixiにこのこと書いたら、2つのコメントが来た。
- そもそもゲイでよかったかどうか、を考えること自体が間違っている
- もともとノンケだと思っていたのが、同性愛者役の出るドラマ見て、同性愛者だと気づいた。異性愛/同性愛、両方経験した上で、同性愛の方がいい言って自分が言うのだから、冒頭の言葉は正しい
という2つのコメント。いろいろ、考えるきっかけになりました。
で、ここからが、今の気持ち。
まだ、「100%ゲイでよかった」とは思っていないけど、「異性愛者にも、なったことないのに」という理屈っぽいところは、なくなっていた。
深くつながれる友だちと出会えたのは、ゲイだからこそだったんだな、と思っている。
(ショー〜10代/ゲイ) ※マスコミチェックのボランティアでショーさんから、聞いたコメントでした。
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