ミュージカルに夢中(第2幕)
ミュージカルに夢中なレズビアンからのメッセージ!!
大学の部活でミュージカルに熱中する、夏樹さんのHer Point of View。
今日は、その第二幕目。
ミュージカルを好きになる前、
今までに自分は、人の前で話をすることさえも恐ろしいと感じて、
人前で泣きだしたことさえあった。
セクシャリティを自覚したときも、
自分が考えていることを他人に見透かされているかのように感じて、
人と話さなくなった。親友とすら、話もしたくない、
顔を見るのも疲れると感じたこともあった。
そんな苦しい孤独感や、
恐怖感すら吹き飛ばした存在、
それが私のなかでは、
みゅーじかるだった。
自分がまず、
誰よりも先に楽しいと感じたお芝居を、
演技し、踊っては、歌う。
その気持ちを、
人に見てもらって感じてもらう。
自分達が楽しいだけでなく、
人に、直接伝えることができる。
たとえそのお客さまが長い付き合いの顔見知りだったとしても、
人に観てもらい、感じてもらうという行為であることは変わりない。
リアルタイムで人に自分の演技を通して、
感情や思いを伝えられる、
そんなミュージカルに、私はすっかりはまってしまった。
〜次回に続く〜(夏樹)