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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

フランス語はエロい

レズビアンの神保さんの投稿エッセイ。

私の住む町にも大学があり、
フレッシュな顔ぶれがあちこちに見られます。


そんな風景を見ていると、
ふと自分の学生時代を思い出しました。


第二外国語、私は迷わずフランス語でした!
何故かって? だって、「フランス 語は愛を囁く言葉」ですからねぇ。


初めてのフランス語の授業。
先生は、なんと若く美しいフランス人女性!
金髪をなびかせ、カーディガンを袖を通さずに肩にはおり、
「ボンジュール!」と教室にやって来ました。


う〜ん、それだけでノックアウト!
私、相当、がんばりました。
「愛を囁く言葉」を習得するために。


それで思ったのは、フランス語は、かなりエロいってこと。
発言の仕方や声の出し方もエロいですが、
例えば、フランス語では、全ての名詞が性をもっています。


こんなに性にこだわる言語ってかなりエロいなって。
何故テーブルは女性でノートは男性なのか??
始めはかなり悩みました。
さらに、女性名詞に付ける場合と男性名詞に付ける場合では、
同じ形容詞でも形が変わるんです。


悩む私たち学生に美しい先生は言いました。
「名詞の性は、今は暗記するしかないけれど、
慣れると、わかるようになるから」って。


それ、ホントでした。

不思議ですね。
この名詞は女性、これは男性ってわかるんです。
私の場合、かなり早く、その辺の勘が身につきました。
やはりそれは私がレズビアンだからでしょうか?


ただし、出会った女性がレズビアンかどうかに関しての勘は、
いまだに身に付かぬままですが・・・。


フランス語が女性名詞、男性名詞だけでなく、
レズビアン名詞、ゲイ名詞もあったら楽しいですね。


まぁ、学習する側としては、
ますます複雑怪奇になるでしょうけど・・・。


エロいフランス語、あなたも、いかが?
英語とは違った楽しさがありますよ!

(神保亜希子)

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