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レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

アカデミー賞でも同性愛映画が最多になるか?

MMさんよりアカデミー賞について、情報提供をいただきました。

すでにYahoo!ニュースとかでも流れていますが、


アン・リー監督(「ウェディング・バンケット」や「ハルク」を手がけた、台湾出身の監督の映画「ブロクバック・マウンテン」が、ゴールデン・グローブ賞で最多4部門(最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀楽曲賞)を受賞しました。


この映画、日本のメディアでは、「同性愛」を扱った映画で、かつ妻子持ちのカウボーイが隠れて逢引し愛を育むという内容が、賛否両論を呼び、上映を禁止した映画館もある、というような報道ばかりです。




しかしながら、監督曰く、「同性愛という枠だけでなく、普遍的な愛や家族の絆についても扱っている」ということ。


上映館が少ないながらも、興行収入ベスト10にも入るなど、がんばっています。特に、NY、SF、LAなどでは満席状態が続いているという情報もありました。



今朝、J-WAVEで、ジョン・カビラが話していましたが、彼としては「台湾人の監督だからできたのかも?」とのこと。さー、どうでしょう。


ゴールデン・グローブ賞は、外国人映画記者の団体会員が選考する賞で、アカデミー賞を占うと言われているもの。



今年は、政治的な映画が多くノミネートされているそうで、ジョージ・クルーニー(ERやオーシャンズ12などに主演。ユダヤ人協会でも政治的に活動しているリベラル派俳優)は、製作にも携わった中東の石油問題の政治的かけひきを扱った映画で助演男優賞を獲った。アフリカの社会問題活動家を演じたレイチェル・ウェイズも助演女優賞を獲った。(Advocate.comより)
 


また、別のWebニュースでは、中継番組の視聴率は例年よりも高かったとのこと。


アカーとの長い付き合いもある、L.A. Gay&Lesbian Centerの館長ダレンさんも大推薦でした。素敵なラブストリーだとのこと。


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(MMさん)