明日観ます!『僕の恋彼の秘密』
私のまわりでも結構な数のゲイ&レズビアンが観ていて、その数20名以上? その評判を聞きつけてさらにたくさんの人が映画館に足を運び続けている話題の映画。『僕の恋、彼の秘密』。
せっかく『QM』でも、「文化」をトピックとしてうたっているので、映画のことなども軽く書いてみます。
で、明日。
晴れて、この目で確かめにいく、というほど大げさなことではないのですが、遅ればせながら『僕の恋、彼の秘密』を観に行くことが決定しました!(パチ、パチ、パチ)。事前情報によると、これは台湾の映画で、ストーリーも単純。
田舎から台北に出てきたゲイの男の子(17歳)と、都会のプレイボーイとの恋物語です。さて、この映画について、ちょっと不思議なのは、少なくとも僕の周りでは評価が真っ二つに分かれているということ。
そして、さらに面白いことは、「よかった〜」という人も、「ん〜、イマイチ」という人も、実は同じ感想ということです。
よかったという感想を少し紹介すと・・・。
- とにかく楽しい!
- 煮え切らない「ゲイの悲哀」しか描かない日本のゲイ映画なんかよりずっと良い。
- 2回観たけど、何回見てもよい、もっと観たい!!
一方、イマイチというのは、
- 面白いけど絵に描いた恋。あんまりリアリティを感じない。
- キャラクターがゲイである必然を感じない。テレビドラマの「男女」を「男男」に置き換えただけ。主演のトニー・ヤンありきで作れられた企画もの?
映画の中に、自らの姿を重ねたり、生きるヒントをみつけたいゲイにとっては、現実離れしていて深みに欠けるのでしょうか?
で、結論として、感想をまとめると、台湾と日本、それぞれのゲイが抱えている現実は違えども、とにかく映画としては「深く考えずに楽しめる」!
それこそがこの映画の「良さ」でもあり、「物足りない」点でもある、ということになりそうです。
ちなみにタイトルの「彼の秘密」というのも、案外他愛のない秘密だとか。さてさて、明日この映画を観た私がどう思うか? わが事ながら興味津々です。
■関連記事:
↑ 面白い記事だったら1clickでQMblogを応援☆